賃貸物件を借りる際に物件の見学(内見)があるように、建売住宅を購入する際にも必ず物件の見学を行ないます。そして、その際には必ずチェックしておきたいポイントがあります。
では、具体的にどのようなところをチェックすれば良いのでしょうか。購入した後になって「失敗した…」と後悔しないように、今回の記事でしっかり確認しておきましょう。
建売住宅の見学(内見)ではココをチェックしよう
1.日当たり
物件を見学する際には、まず「日当たり」をチェックしましょう。その理由は、日当たりの良し悪しで、部屋の雰囲気がガラッと変わるからです。
たとえば、日当たりの良い部屋と悪い部屋を比べてみてください。おそらく多くの方が日当たりの良い部屋のほうが明るい雰囲気で、気持ちよく過ごせそうと思うはずです。そんな快適な生活を送るためにも、見学の際は必ず部屋の日当たりを確認しておきましょう。
ちなみに、通常物件の見学は昼の時間帯に行なうことが多いと思いますが、できれば午前中の日当たりも確認しておくことをオススメします。これは、「昼の日当たりは良かったけど、朝はまったく日が入らない…」という失敗を防ぐためです。
2.窓の位置と数
物件の見学では、窓の位置と数を見ておくこともポイントになります。なぜなら、窓は部屋の明るさや風通しの良さ、室温の調整を左右するものだからです。窓の位置が悪かったり、数が少なかったりすると、部屋の明るさや風通し、室温の調整が難しくなります。すると、せっかく購入したマイホームを不便に感じてしまうかもしれません。
3.生活動線
物件を見学する際には、生活動線をチェックすることも忘れないようにしましょう。特に一戸建て住宅は、マンションに比べて生活動線が長くなっています。たとえば、洗濯は1階だけど干すのは3階だと、重たい洗濯物を持って1階から3階まで昇らなくてはなりません。
このような生活動線だと、生活を送るだけでも負担に感じてしまいます。そうならないように、生活動線に工夫がされているか、しっかり確認するようにしましょう。
4.周囲の環境
物件の見学を行なう際は、建売住宅の周辺環境をチェックしておくこともポイントになります。建っているエリアによっては、生活用品を購入する施設が遠かったり、騒音がひどかったりするケースがあるからです。
もし、このような環境であると、買い物に出かけるだけで負担に感じたり、ストレスが溜まったりしてしまう原因になります。落ち着いて暮らしていくためにも、しっかりと周辺の環境は見ておくようにしましょう。
建売住宅の見学は公共交通機関を使ったほうが良い?!
建売住宅の見学を行なう際は、なるべく電車やバスなど、公共交通機関を使用して現地まで行くことをオススメします。そうすることで、最寄駅周辺の環境や駅から物件までの距離などを知ることができるからです。
基本的に日常生活の中で、電車やバスを使わないことはほとんどないでしょう。多くの場合、通勤・通学で使用することになると思います。
その時初めて「物件から駅までが意外と遠かった…」「電車やバスの本数が少なく利便性が低かった…」ということになっては、マイホームの購入を後悔することになってしまいます。
また、前項で取り上げた「周囲の環境」も、公共交通機関を使って現地に向かえば、そのタイミングでチェックすることもできます。
新しい住まいを購入する上で物件のクオリティをチェックすることはとても大切です。しかし、周辺の環境が悪ければ、いくら良い建売住宅を選んだとしても、落ち着いて生活を送ることが難しくなります。
このようなことにならないように、建売住宅を購入する際は一度、公共交通機関を利用して現地まで行くようにしましょう。
まとめ
快適な生活を送っていくためには、事前に物件の見学をしっかり行なうことが大切です。これから建売住宅の見学に行くという方は、ぜひ今回の記事でご紹介したポイントをしっかりチェックしてみてください。きっと良い物件を選びやすくなります。