マイホームを購入する時は、事前に計画を立てておくことが何よりも大切です。でも、具体的に何を準備すればいいのか、わからない方は多いでしょう。そこで今回は、マイホームを購入する時に「計画が大切となる理由」から「事前に必要となる準備」までご紹介するとともに、「マイホームを購入する前に大切となるポイント」についてもお話ししていきます。

マイホームを購入する時に計画が大切となる理由

マイホームを建てる時には、あらかじめ計画を立てておくことが重要となります。その理由は、マイホームを購入する上でメリットにつながる2つのポイントがあるからです。

・どの住宅を購入するか決断しやすくなる

一口にマイホームと言っても、一戸建てかマンションか、新築か中古か、一戸建てなら建て売りか注文住宅かを選択する必要があります。この時、事前に計画を立てておくことで、ライフスタイルや予算にピッタリな住宅が明確になり、どの住宅にするか選択しやすくなります。

・スムーズにマイホーム建設が進む

マイホームを建てる時には、物件情報の収集や物件を保有する業者の選定、内見、ローンの審査、契約などなど、さまざまな手順を踏む必要があります。注文住宅の場合は、ここに設計事務所や土地の選定などの手続きをさらに行なわなければなりません。事前に計画を立てておくと、「この時期までに入居したい！」ということが決まりますので、これらの手順の流れがスムーズになりやすく、マイホームの建設が円滑に進みます。

また、この2つの他にも、計画を立てることによって「ローン返済の見通しが立てやすくなる」、「マイホームを購入する前に何を準備すればいいのかわかりやすくなる」などのメリットがあります。

特にマイホームを購入する前の準備については、気になる方が多いと思います。そのことについては、次の項目で見ていきましょう。

マイホームを購入する前に何を準備すればいい？

マイホームを購入する前には、以下の準備をしておくと安心です。

・頭金を貯蓄する

頭金を貯蓄しておくことで、マイホーム購入でかかる住宅ローンの返済期間を短くしたり、月々の返済額を抑えたりすることができます。また、ある程度お金を貯めることによって、マイホームを建てる際に必要となる費用を補填できるというメリットもあります。

・住宅や土地の選び方を決めておく

駅やスーパー、病院から近いところにある住宅だったり、落ち着いた雰囲気の中にある土地だったりと、マイホームを築く場所の選び方をしっかり決めておくようにしましょう。すると、理想とする周辺環境がわかり、実際に見に行く住宅や土地を絞ることができます。また、これはマイホームを建てるまでの期間短縮にもつながります。

・生活する上で欲しい設備面などを決めておく

理想の間取りや、生活を行なう上で「これだけは外せない」といった住宅の設備をあらかじめ決めておくと、どの住宅にするか選びやすくなります。また、注文建築であれば、間取りと必ず欲しい設備が決まっていることによって、業者との打ち合わせや図面の設計などがスムーズに進み、住宅が建つまでの手順にかかる時間を短縮することにもつながります。

マイホームを購入する前に大切となるポイント

マイホームを購入する前には、事前に準備しておくこと以外にも、大切となるポイントがあります。それは、あらかじめ「理想の暮らしを叶えられるのはどのような住宅か」ということを家族としっかり話しておくことです。

やはり、人によって理想とする住宅のイメージは異なります。たとえば「広い庭がある一戸建てが良い」、「セキュリティがしっかりしているマンションが良い」など、さまざまな要望があることでしょう。

こうした要望をまとめないまま、マイホームを購入しようとすると、いつまでたっても理想とする住宅が決まらなかったり、注文住宅であれば手順が遅れてしまったりすることにもなりえます。

スムーズにマイホームを手に入れるためにも、家族とは「どんな住宅が理想か」ということを密に話しておくようにしましょう。

まとめ

マイホームを購入する際には、さまざまな手順が必要となります。そのため、しっかりと計画を立て、事前に準備できることは済ませておくと、スムーズにマイホームを手に入れることにつながります。これから、マイホームを購入しようと考えている方は、ぜひ今回ご紹介したことを参考にしてくださいね。