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賃貸料が安くなるって本当!?時期で賃貸料が変わるのか徹底解説!

新しい住まいを探す時、判断基準の1つとなるのが賃貸料ですよね。「良い物件だな……」と思っても、賃貸料が高くて諦めた方は多いのではないでしょうか。

そんな賃貸料にまつわるのが「賃貸料には安い時期がある」という噂です。本当に安い時期があるのか、気になるところですよね。そこで今回は、時期によって賃貸料は安くなるのか、ご紹介するとともに、賃貸業界の閑散期についても解説していきます。

賃貸料が安い時期ってある?

みなさんの中には「時期によって賃貸料は変わる」という噂を聞いたことがある方もいると思いますが、本当に賃貸料が安くなる時期はあるのでしょうか。結論からお話しすると、時期によって「賃貸料自体」が安くなることはほとんどないと言えます。

これには、リーマンショック以降賃貸料の相場が下がり続け、今が底値であると言われていることが背景にあります。業界全体にこれ以上、相場を下げるわけにはいかないという事情があるため、賃貸料が安くなることは、そうそうないと言えるのです。

しかし、家を探す人が減る閑散期なら、大家さんは「空室を埋めたい」と思うようになるので、条件面を軽くして入居者を呼び込む方法が取られることはあります。たとえば、「敷金・礼金ナシ」や「鍵交換の費用ナシ」などなど、入居者の初期費用を抑える方法がよく用いられます。

また、最近では閑散期に「フリーレント物件」も目立つようになってきています。賃貸料自体が安くなることはそうあるわけではありませんが、閑散期ならこうした条件面が安くなることは多いので、ぜひ覚えておくようにしましょう。

ちなみに、大家さんによっては、閑散期に入ると入居者を増やすために賃貸料を下げることもありますので、この点も頭の片隅に入れておくことをオススメします。

そもそも賃貸業界の閑散期っていつ?

では、そもそも賃貸業界ではいつが閑散期にあたるのでしょうか。一般的には4月~9月までの間と11月が閑散期となります。なぜなら、この時期には入学や就職、転勤などのイベントがなくなってくるからです。

もちろん、新しい住まいを探す人は1年を通して存在します。しかし、やはり新生活を迎える人たちが一斉に物件を探す時期に比べると、その数は少なくなるのです。

賃貸の費用を少しでも安くしたいなら閑散期が狙い目!

さきほどもお話ししましたが、閑散期は新しい物件を探す人が減るため、部屋の空室が増えがちです。そのため、大家さんは部屋を貸す時の条件を軽くし、入居者の初期費用を抑えることによって、空いている部屋を埋めようとします。

この「時期によって条件面が変わる」のと同様に、実は閑散期には引っ越しの料金も安くなるという特徴があります。その理由を簡単にお話しすると、「家探しをする人が少ない=引っ越しをする人も少ない」ということにつながるからです。すると、引っ越し業者は少しでも利用してもらう人を増やすために、基本的に引っ越し料金を下げるというわけです。

敷金や礼金、引っ越し料金など、物件を賃貸する時にかかる費用を少しでも抑えたい方は、閑散期に物件を探し、引っ越しまで済ましてしまうと良いでしょう。

まとめ

今回の記事では、「賃貸料自体が安くなる時期はないこと」、「賃貸業界の閑散期は一般的には4月~9月までの間と11月が閑散期であること」、また、「物件の賃貸にかかる費用を抑えるなら閑散期が狙い目であること」をご紹介してきました。

家を探す時期によって賃貸料が安くなることはほとんどありませんが、大家さんによっては閑散期に賃貸料を安くすることもありえます。また、閑散期なら“敷金”や“礼金”といった、家を借りる時に課せられる条件が軽減されたり、引っ越し費用が安くなったりと、初期費用を抑えられる傾向にありますので、ぜひ覚えておくようにしましょう。

新しい住まいにかかる費用を少しでも安くしたい方は、ぜひここでご紹介したことを参考にしてくださいね。

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