これから新築マンションを購入しようと思っている方に知っておいて欲しいのが、購入時の注意点。これをおさえておかなければ、マンションを買ったあとに後悔してしまう可能性があります。では、マンションを購入するときには何に気をつければ良いのでしょうか。今回の記事でご紹介していきます。
新築マンションを購入するときの注意点
新築マンションは大きな買い物の1つ。入居後に「失敗した…」と思わないで済むように、以下の注意点は購入前にチェックしておきましょう。
1.建物の遮音性
マンションは一戸建て住宅とは異なり集合住宅です。上下左右の階や部屋にあなたと同じ、そのマンションの購入者が住んでいます。そんな集合住宅で起こりうるのが「騒音トラブル」です。上下左右の部屋から、常に生活音や大きな声が響いてきたら、快適に過ごしていくことは難しくなります。
このようなことにならないためにも、購入する前にその建物の防音対策がどのようになっているのか、しっかりチェックしておくことをオススメします。建物の構造や部屋の壁に使われている材料を確認すれば、大まかな遮音性がわかるはずです。
2.部屋の状態
マンションを購入するときには一度、内見を行ないます。この内見のときに部屋の状態をしっかり確認するようにしましょう。たとえば、窓の開け閉めはスムーズにできるか、壁紙にキズや汚れはないか、ドアがきっちり閉まるか、などのチェックは欠かさず行なうことが大切です。このチェックのときに不具合が見つかったら、入居前に改修してもらうようにしましょう。
3.マンション周辺の環境
周辺環境は、快適な生活を送れるかどうかを左右します。たとえば、周辺に緑が多く、静かな環境であれば、落ち着いて過ごしていくことができます。しかし、マンションのスグ目の前に居酒屋や駅などがある場合、昼は気にならなくても夜になると話し声や電車の音が耳につくかもしれません。
そしてその音が気になって、なかなか眠れなかったり、夜中に目を覚ましたりしてしまうようだと常に寝不足の状態になり、日中の活動に大きな影響を与えてしまいます。これでは快適な生活を送れているとは言えません。そのため、マンションを購入するときには必ず、周辺環境を確認するようにしましょう。
ただ、周辺環境は時代とともに変わっていきます。十数年後にマンションの周辺が、どのようになっているかはわかりません。この点はあらかじめ理解しておきましょう。
4.マンションの資産価値
新築マンションの購入時は一生住むつもりでいても、何かしらの事情によって住宅を売却するケースもあるかもしれません。そのときに、資産価値がかなり低くなっていたら、希望の価格で販売できず、ローンを全額返済できない可能性があります。
そうすると、次に購入した住宅のローンとダブルで出費することになります。そのため、購入時は資産価値が落ちにくいマンションを選ぶと良いでしょう。価値が落ちにくいマンションの特徴は以下の3つです。
・立地が良い
・マンションの規模が大きい
・管理状況が良い
マンションを選ぶときには、この3つのポイントを意識してみてください。
5.マンションの管理
マンションでは、とにかく管理のやり方がどのようなものか知ることが大切です。管理がしっかり行なわなければ、経年とともにマンションのいたるところが劣化していきます。そうすると、見栄えが悪くなることはもちろん、建物自体の強度や資産価値にも影響を与えます。マンションを購入するときは、管理のやり方をしっかりチェックするようにしましょう。
まとめ
一生に一度の大きな買い物である新築マンション。購入した後に後悔しないためにも、今回取り上げてきた注意点は必ず覚えておくことをオススメします。これから新築マンションを購入しようとしている方はぜひ、ここでご紹介してきたことを参考にしてください。