マイホームの購入は一生に一度の大きな買い物の1つ。だからこそ買ったあとに後悔してしまうようなことは避けたいはず。そこで今回はマイホーム購入のメリット・デメリットをご紹介します。マイホーム購入を検討している方は利点だけでなく、欠点もきちんと知っておきましょう。

マイホーム購入のメリット

まずはマイホームを買うことの主なメリットをご紹介します。

・将来的に自分のモノになる

家を購入するときは基本的に住宅ローンを利用することになると思います。この住宅ローンをすべて返済してしまえば、その家はもう完全にあなたのものになります。賃貸では家賃を払い続けても自分のモノになることはありません。ですが、家を買ってしまえば、上記のようにゆくゆくは自分のモノになるのです。ここはマイホーム購入の大きなメリットと言えます。

・住宅ローンを完済すれば月々の支払いが楽になる

住宅ローンを利用してマイホームを購入した場合、借入金額をすべて返せば月々の支払いが少なくなります。これは、老後ゆとりのある生活を送れることにもつながります。ですが、賃貸だと老後、月々の家賃を支払うだけで生活が厳しくなってしまうかもしれません…。

・リフォームできる

賃貸とは違い、柔軟に増築・改築を行なえるところも家を購入することのメリットです。たとえば、一つひとつの部屋をつなげて大部屋にしたり、壁紙を自由に変えたりすることができます。また、子どもが増えたから急遽部屋を増やさなければならなくなった、という突発的な出来事にも対応可能です。このようなリフォームを通じて世の中で唯一、オリジナルの家にしていけるところはマイホームならではの魅力と言えるでしょう。

マイホーム購入のデメリット

では、続いてマイホーム購入の主なデメリットを見ていきましょう。

・税金や維持費がかかる

マイホームを購入すると、賃貸ではかからない税金などを納めなければならなくなります。たとえば、固定資産税などがこれにあたります。また、一戸建ての場合、10年～15年経過したらメンテナンスのタイミングとなりますが、その費用も自分で準備しなければなりません。こうした税金や維持費がかかるところはマイホーム購入のデメリットと言えます。

・引っ越しがしにくくなる

家を購入するということは基本的に一生、その場所に住むことになります。そのため、賃貸に比べると、どうしても引っ越ししにくくなる傾向にあります。もちろん、購入した家を売却したり、貸し出したりすれば引っ越しすることも容易です。しかし、売却も貸し出しも、そのぶん労力がかかります。また、タイミングによっては、なかなか買い手が見つからないことも多いです。人によってはここを欠点と感じてしまうかもしれません。

 

マイホームは購入したほうがよい？購入しないほうがよい？

以上のようにマイホーム購入にはメリット・デメリットがあります。そのため、マイホームは購入したほうがよいのか迷ってしまうことも多いです。正直なところマイホーム購入については一概にどっちのほうがよいとは言えません。

ですが、1つ言えることとしては、「家を購入したほうが老後、安心の暮らしを送りやすくなる」ということです。さきほどもお話ししましたが、マイホームを購入しても住宅ローンなどの返済を終えれば住居費がなくなります。住居費がなくなれば老後、収入が減ったとしても生活に余裕が出てくるかもしれません。

マイホーム購入の判断基準はほかにもあると思いますが、老後はゆとりのある暮らしを送りたい場合は新しい住まいの購入を検討してみても良いでしょう。

まとめ

今回はマイホーム購入のメリットとデメリットをご紹介してきました。家を買いたいと思っている方は、ぜひここでお話ししてきたことを参考にしながら快適に過ごせる新しい住まいを見つけてみてはいかがでしょうか。