マンションの買い手がなかなか見つからない…。そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。今回は、あなたのマンションが売れないときにチェックすべきポイントについてご紹介していきます。買い手を探している方はもちろん、将来的にマンションを手放すことを考えている方もぜひ確認しておきましょう。
あなたのマンションが売れないときにチェックすべきポイント
管理費と修繕積立金が高く感じられている?
マンションでは、管理費や修繕積立金などの維持費を毎月支払わなければなりません。その費用が大きすぎるため、買い手が見つからない場合があります。いくら売却金額が安くても、こうしたランニングコストが大きいと、毎月の支払い額は多くなります。
それゆえ、買い手の購入意欲が低くなっているのかもしれません。特に築年数が経過しているマンションは、管理費や修繕積立金が高くなる傾向にあるので、注意が必要です。この場合、売却金額を見直すことを検討しても良いかもしれません。
マンションの売却金額が相場と合っていない?
マンションは、立地や築年数、グレードなどを踏まえたうえ、相場と照らし合わせて売却金額を決めます。マンションがなかなか売れないときは、この売却金額が相場と合っていない可能性もあります。
基本的にマンションの価値は、購入時より下がります。もちろん、人気のエリアであったり、周囲の環境が劇的に変化したりした場合は、相場が高騰することもあります。しかし、購入時より高く売れることは、そう多くはないでしょう。
不動産の検索サイトや査定サイトを参考にして、周辺のマンションがどれくらいの金額で販売されているのかチェックしてみましょう。そこで、あなたのマンションが相場より高い金額となっているときは、価格の見直しを検討しても良いでしょう。
同じマンション内で売却物件が重なっている?
同じマンションのなかで、売りに出している部屋があった場合、なかなか買い手が見つからないことがあります。この場合、建物の築年数や構造といった条件は同じです。そのため、部屋の階層や間取り、部屋の方角などが重要なポイントとなってきます。また、価格が安い部屋に注目が集まる可能性も高いです。
あなたの部屋がほかの部屋より条件が劣っている、または価格が高い場合、買い手の関心を集めることは難しくなります。しかし、だからといって簡単に売却金額を下げることはしないようにしましょう。一度価格を下げてしまうと再度、値上げしづらくなります。
こうした価格競争を避けるためには、同じマンション内で複数の部屋が一斉に売りに出されていたら、売却の時期を少しずらすことが大切。ほかの部屋の買い手が見つかるまで待つことになりますが、この方法であればより良い条件で売却できるかもしれません。
不動産業者に問題がある可能性も?!
なかなか買い手が見つからない場合、部屋の仲介を担当している不動産業者に問題があるケースも少なくありません。マンションを探している人たちに向けたアプローチや販売方法がうまく機能しておらず、購入を見送られている可能性があるのです。仲介を依頼する不動産業者は、販売方法や実績などを考慮して決めることをオススメします。
まとめ
今回は、マンションが売れないときにチェックすべきポイントについてご紹介してきました。なかなか買い手が見つからない…。という方は、ここでお話ししてきたことを参考にしてマンションの売却を進めてみてはいかがでしょうか。
また、以下の記事ではマンションの売り時がわかるポイントをご紹介しています。マンションの売却を検討している方は、あわせて確認しておくことをオススメします。